HOME
Championship [本選競技]
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
歴代優勝者
主な記録
本選競技日程
Championship Reports
競技報告
【連覇を狙う井関と最多優勝記録更新がかかる田村は、ともにスコアを崩す】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
井関剛義
井関剛義
「情けなかった。今日はプレーをしていて辛かった」と口に出る言葉は、悲壮感が漂っていた。笑顔で話す井関だったが、その笑顔は自分への怒りが裏返しになったもの。10番からスタートの井関は、12番(パー4)でティショットをラフに入れながら、「ライの状態は最高。残りは112ヤード。イメージはピン左につけてバーディー」という絶好のポジション。しかし、好事魔多しという言葉の通り、井関はこのショットをグリーン右にミスショットし、まさかのボギー。16番(パー3)では、ティショットがピン方向に向かったが、グリーンの傾斜でボールは、ピンから遠ざかる。結局、12メートルを3パットし、ボギー。「16番で2オーバーパーに
田村尚之
なってしまい、焦りが出てしまった。次のホールからは、攻めていかなければと思って」迎えた18番。このホールも「完璧なショットだった」という2打目がバンカーのアゴにいく不運でボギーにしてしまい、前半は3オーバーパー。後半も、3番まで1.5メートル以内のバーディーチャンスをことごとく外し、流れに乗り切れずにいると、4番と7番でボギーの悪循環に陥った。あがり2ホールで連続バーディーを奪って一矢を報いたが、前半のアンラッキーが最後まで尾を引く1日となった。「今日は、ショットの調子も良かったし、チャンスも多かったのに…。パッティングが悪すぎました」とあきれ顔だった。しかし、順位は首位と4打差の6位タイと逆転優勝に望みはつないでいる。井関の明日の巻き返しに期待したい。

1打差2位と、3年ぶり3度目の優勝を狙うには好位置でスタートした田村にとっても、今日は思いも寄らない1日となった。安定したゴルフが持ち味の田村には珍しく、13番(パー4)でダブルボギー。7番(パー4)では、2度も池に打ち込む信じられないミスでトリプルボギーを叩くなど、2バーディー・2ボギー・1ダブルボギー・1トリプルボギーの5オーバーパーと大きくスコアを落とした。「11、12番で1メートルのチャンスを外して、リズムが悪いと思っていた矢先にダブルボギー。それでも、6番を終えた時点では、良い順位にいたのに。7番ホールが…。」と田村自身も乱調に信じられない表情。「今日は、歯車が合わなかったと思うしかない。明日、良い結果が出るように、頑張るしかない」と3度目の優勝を目指し、気合いを入れ直していた。


その他の記事はこちら
戻る