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競技報告
【田村、井関、富田はスコアを落とし優勝を逃す】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
田村尚之
井関剛義
昨日、思わぬ不出来だった田村は、2、6番でバーディーを奪う。第2ラウンドで2度も池に入れた7番も無難にパーで切り抜けて、このまま優勝争いに絡んでくるかと思われた9番。このホールで再び池に打ち込んでボギーを叩くと、後半は3ボギーとスコアを伸ばせず、通算4オーバーパーで6位に終わった。「第1ラウンドで良い順位につけたのに、昨日のトリプルボギーから、おかしくなってしまった。今日は、ホールロケーションが難しく、パーをセーブしていければ、逆転できるかもと思っていた。でも、9番で池、11番で3パットのミスを犯すなど、最後まで波に乗れなかった。もちろん、優勝はしたかったけれど、勝つことは難しいですね」と唇を
富田雅之
噛んだ。

井関は、優勝だけを目指して、攻めのゴルフを見せた。2番(パー5)ではイーグル、4番(パー4)ではティショットを右ラフに打ち込みながらも、2打目を50センチにつけて、3打スコアを伸ばす。このまま、波に乗るかと思われたが、5番をボギー、6番ではディボットからの3打目をハーフトップして連続ボギー。このホールで、勢いを失った井関が、その後ボギーを食い止める手だては無かった。終わってみれば、この日77。通算6オーバーパーの9位タイで大会連覇は夢についえた。「練習ラウンドをしたとき、このコースではスコアを出せないと思っていた。それが第1ラウンドで2アンダーパー。最高のスタートを切れたのに…。今年は関西アマで優勝、日本アマでもストロークプレーを3位で終えるなど好調だったのに、ここ最近はスコアをまとめきれなくなっている。攻めにいかなくてもいいホールなのに、無理にピンを狙ってしまい、ボギーを叩いてしまったり。決して、調子は悪くないのに、スコアが出せない。モヤモヤした感じです」と表情を曇らせた。

単独2位で最終ラウンドをスタートした富田雅之は、本人の不安が的中した結果になってしまった。「自分が優勝するとは考えていなかったので、首位争いという緊張感は感じなかった」という富田だったが、1、3、4番でボギーを叩き、スコアを落としてしまう。しかし、5番でパーをセーブして落ち着きを取り戻した富田は、8番まで無難にスコアを守った。「あのホールで、全てが変わってしまった」と富田が悔やんだのは、9番(パー4)。ここでティショットを2回池に打ち込み、よもやの8を叩いて気落ちしたのか、11番では3日間で初めて3パットのボギーこれで、富田はボギーの連鎖にはまってしまう。13番から4連続ボギーを叩いた富田は、12オーバーパー84と大きくスコアを落とし、21位タイに沈んだ。「今日は、良い勉強になった」悔しさを滲ませながら、気丈に語った富田。しかし、最後まで諦めないプレー振りには、感服させられた。


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