本大会2回目の出場となった松本英司(加茂)は、5位タイで第2ラウンドをティオフした。出だしの10番でバーディーを奪いスコアを伸ばすかと思われたが、その後は出入りの激しいゴルフとなってしまい、3バーディー・5ボギーの74とスコアを伸ばせなかった。しかし、他の選手もスコアメイクに苦しみ、終わってみれば首位と4打差の2位タイに浮上していた。昨日まで良かったショットは、「左右にぶれはじめて不安定」と嘆くが、有力選手も手を焼く狭山ゴルフ・クラブのライン特有の傾斜が読みづらいグリーンが、「自分のタッチに合っていて、パットで何とかスコアになっている」とコメント。明日は、練習日も入れると4ラウンド目。「体力勝
負で自分にも負けないように頑張る」と話してくれた。
同じく2位タイの山浦正継(志摩シーサイド)は、本選手権初出場。2004年の日本シニアオープン(茨城GC)ではサードアマチュアになるなど競技経験は豊富。今日は、1番スタートで前半はノーバーディー・ノーボギーでハーフターンをすると、後半は11番でボギーとするが、13番でバーディーを奪いスコアをイーブンに戻す。その後は、手堅く、パーを積み重ねてホールアウト。百戦錬磨の強豪が揃う本選手権だが、シニアルーキーの山浦の明日の活躍にも期待をしたい。
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