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【パッティングが好調なミノザが首位】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi |
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5バーディ・2ボギーの3アンダーパー69で単独トップに立ったのはフィリピンのフランキー・ミノザだった。練習ラウンドのときに感じたコースの印象は「さすがメジャー。ちょっと気を緩めるとすぐにボギーを叩く結果になる」ということ。だから、第1ラウンドから1打に集中したプレーを続けた。そして、ほぼ満点という内容のゴルフでスコアをまとめ上げた。
「減点するところがあるとすれば、ドライバーショットかな。それでもミスショットというわけではなく、フェアウェイが狭いのでキープし切れなかっただけなんだけど。あとは、アイアンショットの調子も良かったし、パッティングも自分としたら上出来だった。今年初めて満足できる
ストロークができたといってもいい」。
10番ホールからのスタートで前半の9ホールで奪ったバーディが4ホールあった。11番パー5は3メートル、15番パー3は1.8メートル、17番が2メートル、18番は1.2メートル。いかにアイアンショットが冴えていたか。そして、ショットで作り出したチャンスでパットを決めたか。この数字が、好調さを物語っている。後半にターンして4番ではピンそば50センチにつけるショットもあった。もちろん、バーディである。
レギュラーツアー時代は屈指のショットメイカーとして知られていた。低く伸びのある弾道でターゲットをとらえていく。そのショットは健在で、スタート前のドライビングレンジでの調整でも、ギャラリーの目をひいていた。問題は、パッティングの不安だったが、今日は、不安のかけらも見せなかった。
「明日も、今日のようにプレーできたら嬉しいし、最終ラウンドも今日みたいにプレーできたら最高だね」。
ミノザは、自分の調子にがっちりと手応えをつかんだようだ。
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