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【中嶋常幸は「精一杯やった。仕方がない」】 |
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第4日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi / Hakusho Yamanouchi |
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最終組で井戸木とのプレーとなった最終日、中嶋は序盤の4番ホールを終えて、その井戸木に4打差と広げられた。直後に連続バーディで息を吹き返す。
「何があるかわからないから、とにかく、最後まで1打に集中してプレーを続ける。それしかない」と、心に決めて臨んだ最終ラウンドであった。15番(パー3)ではピン手前4メートルにつける会心のショットの後、この軽い上りスライスラインも読み切ってカップ真ん中から沈めた。これで通算4アンダーパー。前をゆくミノザ、室田をとらえて、トップに並んだ。
同組の井戸木に「やっぱり中嶋さんは、ここ一番の集中力がすごい。決めるべきパットは絶対にといっていいぐらい決めてくるも
のね」と言わせたパッティング。上手の手から水がこぼれたのは、17番ホールだった。右ラフからの第2打は「予想以上に距離が出なくて」3段グリーンの一番下に乗っただけ。そこからファーストパットを強気に攻めてカップを1.5メートルほどオーバーさせた。そして、この返しのパットをはずしてしまうのだ。3パットだった。
「自分では、1打毎にやるべきことはやったし、精一杯のゴルフができたという思いがある。結果は2位タイで、それに対しては悔しい思いもあるけど、受け入れるしかないよね。仕方ない」。
そこには、懸命に自分を納得させようとする中嶋の姿があった。
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