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【バリー・レーンは出入りの激しい内容で4位と一歩後退】 |
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第2日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi / Akihiro Ueda |
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「いやー、今日は破産しちゃったね!」と言って、帯同キャディのカミラ夫人と、足早に練習場へ走っていったのはバリー・レーン。この日、73の1オーバー。通算3アンダーパーと上位には位置しているけれど、本来ならば、もう少し首位を走る選手に、詰め寄りたいところだったという。
「まあまあ、なんだけど、ともかくショットが、全部、左に曲がってしまうんだよ。だからスコアメイクに苦労して、ほんと文字通りアップダウンの激しいゴルフだったよね」。
10番スタート。いきなり90センチを入れてバーディ。12番でも60センチに寄せてバーディ。いずれもチャンスのあるパー5できっちりと決めてきた。13番でボギーとしたあ
とも、14番でバーディ…。おそらくそこからが苦難の道の始まりだったのだろう。15、16、17番とスコアは パーだけれど、ボールが左に曲がりだした。その弾道が、どうにも止まらす18番でボギー。さらに1番でもドライバーショットを左にひっかけてのボギー。そ れでも、ミスを紡ぎながら4番でバーディ。でも、所詮付け焼刃だったのか、7、9番と再びボギーで73。
「よく1オーバーで留まったと思うよ(笑)」
本人も、帯同キャディのカミラ夫人も、その表情に悲壮感がまったくない。むしろ、笑顔。まるでこれからピクニックにでも二人で出かけるような雰囲気で「さぁ、練習場よー」と夫人の掛け声で走っていった。この明るさが、レーンのゴルフを支えているのだろう。
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