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【単独2位の東は「こんな清々しいゴルフは久しぶりだった」】 |
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第4日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi / Akihiro Ueda |
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第1ラウンドからから69-74-72の通算1アンダーパーで最終ラウンドを迎えた東聡。2日目に「疲れた。駄目ですね。気持ちの面でも我慢できなかった。自分で自分の足を 引っ張った1日でした。ゴルフはやればやるほど奥の深いスポーツだなと。良い雰囲気で出来てはいたけど、どんどん焦ってしまって…まだ半分。あと 2日あるから、なんとか頑張っていきたい」とコメントしていた。
トーナメントで、優勝争いをするゴルフは、ある種異様な空気の中で自分のゴルフを貫き通せるかが問われる。その独特のゴルフは、久しく遠ざかると、蘇えさせるのに時間がかかる。いや、時間というよりも、何度となく再び経験しないと呼び起きせない
。東聡が「疲れた」といい「どんどん焦った」というのは、そういう中でゲームをやり通せるかどうかという意味である。「攻めるか、守るか。抑えるか、行くかという気持ちの判断も、迷いも、あとで振り返れば冷静になれるのに、戦っているときは、そうはいかないんですよ」。
最終ラウンド、東は通算1アンダーパーでスタートした。あとは、上を目指すしかない。「やれるところまで、迷わずやろう」という気持ちでスタートした。前半、4番、バーディで1アンダーパー。東が、レギュラー時代に絶好調でシーズン4勝をあげて賞金ランキングでも尾崎将司に次いで2位となったのは、 1995年だった。その翌年にはマスターズをはじめメジャーに挑戦していた。そんな過去の優勝争いの渦の中でのテンションとゴルフが、後半になって甦ってきたという。
「こんなに清々しいゴルフは、久しぶりです。ショットも切れてピンそばにピタリとつけられたし、パッティングを凄く良かった。残念なのは、17番のバーディチャンスです。打ちきれなかった。こういう上位にグイグイ進んでいく状況の中で、この1ピン以内(3メートル以内)をしっかりと決めら れたらホンモノなんですけどね」。
それでも、終わってみれば単独2位だ。「次の試合に向けて、ワクワクしています」と嬉しそうにクラブハウスを去っていった。
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