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| | | | 日本女子オープンは、一般財団法人 上月財団の助成を受けています。 |
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【自分に課したイメージチェンジで気合を入れ過ぎない大山志保】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.WATANABE |
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18ホール目の9番を3パットのボギーにしてホールアウトした大山志保は「上がりがボギーっていうのは、ちょっと滅入りますけど、“ま、こういうこともあるんだな…”ということで受け入れます」。
この鷹揚さは、ガッツを売り物にするいつもの大山らしくなかった。3アンダーパーの69というスコア。最終ホールをボギーにしても上位スタートを切れたことが、口惜しい気持ちを抑えさせているのか。
「いえ」と、大山はきっぱりと口にした。
「今週は、いつもの大山とは違います。実は、日本女子オープンを前にしてテーマを決めたんです。それは“受け入れる”っていうことです。バーディでも、ミスショットでも、ミスパットで
も、一喜一憂しない。常にフラットな気持ちで淡々とプレーして、最終ラウンドのバックナインで爆発していこうって。いつも第1ラウンドの1番から燃えて、最終ラウンドを前にしてか、最終のバックナインを前にして燃え尽きてしまうのが私のパターンでしょ。だから、この大会は逆のパターンでいくと決めていました」。
奪ったバーディは5つ。確かにガッツポーズは一度もなかった。「でしょ。今大会の大山は、違うんですよ。“フラットに、フラットに“ですから」といいながら「でも…」と言葉が続く。「こういうスタートを切ってしまうと、明日は、第1ラウンドに自分が言ったことなどコロリと忘れて、このポーズ(とガッツポーズをしてみせながら)をガンガンやってしまったりして…」。
第3ラウンドを終え、最終のバックナインを迎えるまで大山が静かなプレーを続けているようなら、見逃せない。大爆発が待っているに違いない。
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