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【永井花奈がノーボギーの3バーディ69でアマチュアのトップ】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.WATANABE |
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30人のアマチュアが出場している本選手権。第1ラウンド、そのトップに立ったのは、高校2年生の永井花奈だった。関東女子アマを連覇するなど注目を集める“強いアマチュア”のひとりである。
10番からのスタートで11番のピンチをしのいで流れに乗った。「グリーンをはずして、アプローチショットで1.5メートルぐらいに寄せたのですが、スライスラインのパットが残ってしまったんです。ずっと苦手にしてきたラインです。でも、これが決まって、落ち着いてプレーできるようになりました」。
あとは、堅実なゴルフで13番(パー3)では、3メートルのスライスラインが、また決まって初バーディ。後半にターンした3番、5
番では、それぞれ1メートル、3メートルとショットで作ったチャンスを確実に沈めて3バーディ。ノーボギーの「自分としては満点です」(永井)という内容で全体でも5位タイに名を連ねる好スタートとなった。
ゴルフを始めてから昨年までは、これといったトレーニングをしてこなかった。「そろそろ、体幹や下半身を鍛える時期になった」と、今年の3月からジムに通うようになった。「前半期にナショナルチームのトレーニングにも参加させてもらったのですが、そのときはまだチームのメンバーについていけずに体力不足を実感させられました」。そこから、さらにトレーニングに励むようになり「秋口になってラウンド後の疲労感が少なくなっていたり、ミスショットの幅が少なくなってきたといった効果を感じるようになりました」。
いずれプロになったときには、「ショットメイカーと呼ばれるタイプになっていたい」というのが、永井が描いている青写真、体力強化も、それに取り組むタイミングを計っていたという。
9月のジュニア競技で、本選手権から使い始めたパターにも巡り会った。同競技での練習グリーンで仲のよい友人が使っているパターを借りてストロークしたところ、そのストロークのしやすさが気に入って、同じタイプのものをすぐに入手した。そのパターで数ラウンドをこなして、本選手権に臨むことになった。
「ショートパットで安心してストロークできるし、苦手だったスライスラインでも、上半身が開かなくてボールをラインに打ち出せる。その感触は、この大会でも変わりませんでした。助けられたと思っています」。
それまでのピン型から、いわゆるネオマレットと呼ばれる大きなヘッドのタイプに切り替えたことも好スタートにつながった理由であった。
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