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JGA HOME
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【首位タイの菊地は36ホールで2ボギーと安定感抜群のプレー】 |
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第2日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Y.WATANABE / G.KOBAYASHI |
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「ティーショットは、ラフも行っていたけど、昨日よりはフェアウェイにいけたと思います。(昨日から)修正はしてないです。昨日と変わらずアイアンも良かったですし、フィーリング良く打てていたし、パッティングも2日間イメージ通り打てていたので、第1ラウンド、第2ラウンドとも同じようなゴルフ出来たと思います。それには満足しています」と菊地絵理香は言った。第1ラウンド68、そして今日の第2ラウンドは70。通算6アンダーパーで、東北高校の先輩・有村智恵と並んで首位タイで2日間を折り返した。
ゲームを振り返って「あんまりピンチらしいピンチってなかったと思います。昨日も今日も、そういうゴルフが続いていると思
います。17番を除いては、ですね」という17番のボギー。これが36ホールで2つめのボギーとなった。「キャディさんとも話をして、ピンを狙うホールもあったし、4~5メートルでいいというホールもあったし、ショットの感触は2日間いいですね」と攻めと守りのメリハリもほぼうまく言っているという。おそらく、ここまでのゲームプランは、イメージ通りできているのだろう。それは昨年、この大会で優勝争いをしながら惜しくも敗れた悔しさで、この1年間自分のゴルフに対する取り組みを変えた結果だろう。
「(惜敗のあと)練習量は変わっていないけれど、頭を使うようになりました」というコメントが、それを物語っている。だからプレー途中に上位に立っているとリーダーボードで何度も解るはずなのに「(見えていても)気にして見てはいなかったです。まだ第2ラウンドなので緊張もなく伸ばすことだけ考えていました。ともかく、ギャラリーも多いし、2日間、良いペアリング(森田理香子、横峯さくらと同組)に入れて頂いたし楽しかったです」と、精神的な余裕も生まれていた。逆に、残り2日間に関しても「まだ何にも考えてないです。そのとき考えます。(笑)」と、情況に対して過剰反応せずに、いい意味で鈍感になってきているのだろう。そして「出来過ぎですね。この2日間ピンチらしいピンチがきてないので、そろそろ危ないかなと思います(笑)」と言いながらも「明日は、ポンといけれ(抜け出せれば)ばいいかなぁ」と本音も吐露した。
6アンダーパーが2人。そして1打差の5アンダーパーに6人。さらに4アンダーパーに5人……菊地ができることなら抜けだしたいという気持ちは、痛いほど伝わってくる。
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