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【永井花奈が通算-4をキープ。全体の6位タイでアマチュアのトップ】 |
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第3日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.WATANABE / G.KOBAYASHI |
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ここまでの2ラウンドで常にバーディが先行していて1度も、ラウンドでのオーバーパーになるシーンがなかった永井花奈。第3ラウンドは、ついにそれが崩れた。バーディのあとにボギー。これを2度繰り返して迎えた15番でバンカーショットを寄せ切れずにボギーを叩き、この日のラウンドは、その時点で1オーバーパーになってしまった。
「変なことを考えていると思われるかもしれませんが、実は、自分の中では、そのことをひとつの支えにしていたので、ちょっとショックでした。でも、同時に残り3ホールで絶対にひとつバーディをとって、イーブンパーに戻してホールアウトしてやるぞ!という気持ちもありました」。
そのチャンス
は、すぐにやってきた。続く15番(パー5)である。第3打を52度のウェッジで1メートルほどにつけた。このパットを沈めてのバーディで、たちまちイーブンパーに戻し、スタートの通算4アンダーパーをキープした。
この日3つ目のバーディであったが、実は、全てこの52度のウェッジがからんでいた。1番、5番、15番。いずれもパー5ホールで第3打に手にしたのは52度であった。「今日は、自分にとって、この52度のウェッジが守り神だったみたいです」。
初のローアマチュアが見えてきた。アマチュアで永井を追うのは、橋本千里だ。今年初めて日本で開催された全米女子オープンゴルフ選手権の予選会に挑戦した橋本は、見事に本選に進み、決勝ラウンドまで戦った。さらに帰国直後の日本女子アマチュアゴルフ選手権でも3位に食い込んだ実力者である。第3ラウンドには、68の好スコアをマークして、永井に4打差まで迫ってきた。
こちらのローアマチュア争いにも注目したいのだが、永井は、また違う思いを口にした。「やっぱりオーバーパーになるシーンのないラウンドを目標にしていきます。そして、4日間一度もオーバーパーのラウンドがなく追われれば、それなりの結果が待っているでしょうし、自分への自信にもなると思います」。
最終ラウンドも永井は、コース、自分との戦いに集中してのゴルフを続ける。
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