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JGA HOME
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【2打差の3位。静かに逆転への好位置に控える申ジエ】 |
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第3日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.WATANABE / G.KOBAYASHI |
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USLPGAツアーから撤退し、今季は日本女子ツアーに専念して4勝を挙げている申ジエが、第3ラウンドも2バーディ・1ボギーと無難にスコアをまとめて通算6アンダーパーとし、トップに2打差の3位で、じっと爪を研いでいる。
「風がでてきた中でボギーをひとつだけに抑えられたゴルフに満足しています。辛抱強くプレーできた結果だと思います」。
コースマネジメントの的確なこと、ショット精度の高さでは、本選手権もまたピカイチの存在だ。最終ラウンドに向けての思惑にも、自信をうかがわせる。
「このコースでの2打差は、あってないようなものだと思います。明日は、雨中の戦いとなるようですが、ラフが重くなり、グ
リーンが柔らかくなれば、ますます自分にとっては好都合な展開になるような気がします」。
正確なショットでフェアウェイをキープし、そこからまたコントロールされたショットで狙い、イメージしたところに止める技術が生かされる。自身のゴルフスタイルへのゆるぎない自信が伝わってくる。
「でも…」と台風接近の予報を別の角度からとらえることも忘れていない。
「今回、優勝争いしている選手たちは、みんな強いので、来ていただいたギャラリーの皆様にも楽しんでいただけると思う。だから、できるだけたくさんのギャラリーに楽しんでいただけるように、天気も予報ほど悪くならないように祈ります」。
その天候によって、自分のゴルフが変わることはないという。「いつもどおりに全力を尽くしたい。集中し、辛抱強く、そして自信を持ってプレーすれば、間違いなく(逆転の)チャンスがある。そう思って戦います」。
どんな状況になろうと、「自分のゴルフをすればいい」と言い切れるところに、凄味を感じずにはいられない。
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