|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
JGA HOME
|
|
| | | | 日本女子オープンは、一般財団法人 上月財団の助成を受けています。 |
|
|
|
|
|
|
|
【メジャー2冠がかかった鈴木愛は、雨と寒さに苦しみ5位に終わる】 |
|
|
第4日
|
|
競技報告:三田村昌鳳 写真:Y.WATANABE / G.KOBAYASHI |
|
|
鈴木愛は、朝からモチベーションが上がらない自分に戸惑っていた。何故なんだろう、とモヤモヤ感が払拭できないでいた。「ワクワク感もない状態から始まってしまい、結局、モチベーションを持っていくことができなかったです。朝は、練習もパッティングも良かったけれど、雨だったり、肌寒かったので、レインウェアを着るのも嫌いで、そういうことからしてモチベーションがあがらなかったです」と語った。第3ラウンドを終えて通算8アンダーパーで首位タイ。今季日本女子プロ選手権に初優勝し、本選手権に勝てば同一年メジャー2冠の樋口久子以来の偉業と注目されていた。
その主人公が、モチベーションが上がらない現象に戸惑った。3、
4番とボギーが続く。ようやくのバーディが8番。でも、すかさずボギーとして、ゲームの流れに水が差される。コースに来る前には、確かにモチベーションは上がっていたという。それは、6~7番あたりまでの間に、どんどん下がってしまったと言った。出鼻をくじかれたのが、出だし3ホールだ。2番でもチャンスを逃し、3番では「もったいないボギーがきて、がっかりしてしまい、前向きになれませんでした」と、鈴木は自分を責める。
その理由は「自分に対する期待が大きすぎて……そのあたりがよくなかったのだと思います。日本女子プロゴルフ選手権のときとはモチベーションが違うし、不安で不安で仕方なかった」と言った。ひとつの勝利が、次の勝利にすべて好転するとは限らない。むしろ、勝ち方を知っている分だけ、自分の居場所を見つけ出すのが難しいのかもしれない。鈴木は、この日76。通算4アンダーパーで5位。その踏ん張りが次の試合に結びつくはずだ。
|
|
その他の記事はこちら
|
戻る
|
|
|
|
|