2016年度(第49回)日本女子オープンゴルフ選手権は29日、栃木県那須烏山市の烏山城カントリークラブ 二の丸・三の丸コースで第1ラウンドを行った。
昨日からの雨も午後には止み、晴れ間ものぞいたこの日、好スタートを切ったのはプロとしては本選手権初出場の森田遥。10番ホールからティーオフした森田は、出だしでボギーを叩いたものの、12、14番のバーディで前半を1アンダーパーで終えると、後半も2バーディを奪い、3アンダーパーでホールアウト。2位タイグループに1打差をつけて単独首位に立った。森田を追うのは、日本女子プロゴルフ選手権2勝の鈴木愛と今シーズン2勝を挙げ賞金ランキング2位につけている笠
りつ子。そして、最終予選を勝ち抜いて初出場のアマチュアの長野未祈の3人。さらに1打差の1アンダーパー、5位タイにはJGA女子ナショナルチームメンバーの佐渡山理莉と畑岡奈紗、今年の日本女子アマチュアゴルフ選手権チャンピオンの髙橋彩華、日本女子アマ9位の吉本ここねとアマチュア勢の健闘が光る1日となった。
大会連覇を狙うチョン インジは、10番ホールでダブルボギーを叩くなど4オーバーパーでホールアウト。テレサ ルーらとともに首位と7打差の61位タイ。2年連続ローアマチュアの期待がかかる勝みなみも17番でトリプルボギーを喫し6オーバーパーの86位タイと大きく出遅れた。
なお、現在賞金ランキングトップに立っているイ ボミは、第1ラウンドを6オーバーパーでホールアウトした後、体調不良のため棄権。2013年の大王製紙エリエールレディスオープンから続けてきた連続予選通過記録が85試合で途切れることとなった。
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