2016年度(第49回)日本女子オープンゴルフ選手権は30日、栃木県那須烏山市の烏山城カントリークラブ 二の丸・三の丸コースで第2ラウンドを行った。
秋晴れの中でスタートしたこの日。首位と2打差の5位タイにつけた堀琴音が出色のプレーを見せた。前半で1つスコアを伸ばした堀は、14番でバーディを奪うと、最難関の17、18番を連続バーディで締め、4バーディ・ノーボギーの67でホールアウト。通算5アンダーパーで単独首位に躍り出た。
第1ラウンドを2位タイで終えて注目を集めた長野未祈は、この日も好調なプレーを見せる。4番、7番でボギーが先行したものの、直後の8番でバーディを奪い返すと、後半1
0、11番で連続バーディ。最終18番も3メートルのパットをねじ込みバーディフィニッシュ。この日2つスコアを伸ばした長野は通算4アンダーパーで1打差2位につけた。
首位と3打差の3位には柏原明日架、さらに1打差の4位タイグループに菊地絵理香、鈴木愛、李知姫、申ジエがつけている。ディフェンディングチャンピオンのチョン インジはこの日もスコアを1つ落とし通算5オーバーパーの43位タイと苦戦が続いている。
なお、この日カットが行われ、通算7オーバーパーの58位タイ、64人が明日からの後半のラウンド進出を決めた。13歳17日で本選手権史上最年少出場記録を更新した梶谷翼は、通算9オーバーパーでカットラインに2打及ばず、第3ラウンド進出の最年少記録更新はならなかった。また、勝みなみも通算12オーバーパーの93位タイに終わりカットに終わった。
明日の第3ラウンドは、12時に1番ホールからティーオフ予定の第32組は単独首位の堀と1打差2位の長野の組合せとなり、アマチュアが最終組でプレーするのは1999年大会の大山志保以来となる。
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