第2ラウンドを終えて通算3オーバーパーの26位タイだった飯島茜は、前半で、4バーディを奪って、32とし、通算1アンダーパーで折り返した。「グリーンが小さいので、基本的にグリーンセンターに乗せておけば、チャンスはあります。おちろん、センターに乗せるにも難しいホールもありますが、我慢しながらやっていけば、ボギーも出ないと思ってプレーしました」と振り返る。いたずらにピンをデッドに狙うには、ハイリスクである。むしろ、グリーンセンターを軸に考えるというゴルフが、いちばんバーディチャンスが巡ってきやすいと判断した。
それに、「ラフから打ってもグリーンは、止まります。凄い飛んで行ってしまうという感じは
しません。今日は、セーフティにいって、コースマネージメントどおりにできました」と言う。よほどショットの精度がいいのだろう。
後半に入って、バーディパットが入らなかった。そして14番では、痛恨の3パット。最終18番で、5メートルを決めてバーディと、スコアが動いたのは、後半は、わずか2ホール。
「3パットのボギーは、もったいなかったですね。悔やむのは、これだけです。でも15番で、渋いパーパットを入れましたから。はい、下りの2メートルちょっとで、外すと行っちゃうようなところで、入ってくれましたから、それで流れが切れなかったのだと思います。ボギーのあとの渋いパーパットは、とてもよかったと思いますね」この日、4アンダーパーの67。通算1アンダーパーの5位タイで最終ラウンドを迎える。
「明日(の展開)は、なにがあるかわからないと思いますね。(スコアを)伸ばさなければいけないので、明日もこの感じでできたらいいですね。追う側なので、差もありますが、明日、やってみなければわかりません。最後(終盤数ホール)に難しいホールが残っているので、そこで攻めていくのは難しいので、その前に伸ばせていければいいかな」と語った。
確かに、飯島の今日のスコアプランは、前半で稼いで、後半は我慢比べ。明日も、この感触でいければ、十分にチャンスがある。
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