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前年度優勝者のチョンインジよりチャンピオンブレザーを 着させてもらった畑岡 |
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2016年度(第49回)日本女子オープンゴルフ選手権は2日、栃木県那須烏山市の烏山城カントリークラブ 二の丸・三の丸コースで秋晴れの中、最終ラウンドを行った。
秋晴れの中でのプレーは、劇的な幕切れとなった。通算5アンダーパーで単独首位でスタートした長野未祈が優勝争いのプレッシャーからかスコアを落とすと、2打差2位タイにつけていた柏原明日架もスタートでダブルボギーを叩いてスコアを伸ばせない。かわって好プレーを見せたのは、堀琴音。堀は3、7番でバーディを奪って首位を奪取。
しかし、11番からの連続ボギーで足踏みする間に、JGAナショナルチームのエースでもある畑岡奈紗が10番、11、12
番の3つのバーディで堀を逆転。堀も14番のバーディで畑岡に追いついて両者が首位タイに並ぶ。この大激戦は、最終18番で畑岡が起死回生のバーディを奪って通算4アンダーパーでフィニッシュ。
一方の堀は、17番で痛恨のボギーを叩き、1打遅れて最終18番に入る。このホール、決めればプレーオフのバーディパットを外した瞬間、畑岡奈紗の本選手権史上初めてのアマチュア優勝が決まった。同時に畑岡は17歳263日で史上最年少優勝記録も更新した。
1打差の2位は堀。さらに1打差の3位に申ジエが入賞した。本選手権をここまで牽引してきた長野未祈は、7つスコアを落として通算2オーバーパーの10位タイ。大会連覇を狙ったチョン インジは通算1アンダーパーで4位タイに終わった。
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