2016年度(第81回)日本オープンゴルフ選手権は13日、埼玉県入間市の狭山ゴルフ・クラブで第1ラウンドを行った。松山英樹、アダム・スコット、石川遼の3選手が同じ組でプレーする姿を一目見ようと、会場にはデータが残る1991年大会以降第1ラウンドでは最多となる10,838人のギャラリーが来場し、選手たちに熱い視線を送った。大変な盛り上がりの中で、単独首位に立ったのは、4アンダーパーをマークしたH・W・リュー。リューは4バーディ・ノーボギーの完璧なプレーで2位の矢野東に1打差をつけた。さらに1打差の3位には藤本佳則、1アンダーパーの4位タイグループには、大会連覇を狙う小平智、賞金ランキングトップの谷原秀人、大堀裕次郎のプロフェショナルの中にアマチュア予選会のドリームステージからただ一人本選出場を果たしたアマチュアの中島啓太が食い込む健闘を見せた。
プロフェッショナルとしては初の日本オープン出場となる松山英樹は、1オーバーパーの15位タイにつけたものの、石川遼は5オーバーパーの61位タイ、3年連続3度目の出場となるアダム・スコットもショット・パットに精彩を欠き、6オーバーパーの75位タイと大きく出遅れた。
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