2016年度(第81回)日本オープンゴルフ選手権は16日、埼玉県入間市の狭山ゴルフ・クラブで最終ラウンドを行った。通算4アンダーパーで2位の池田勇太に1打差をつけて単独首位でスタートした松山英樹は、1番で池田のバーディで追いつかれるも2番でバーディを奪い返して再びリードを奪う。3番でボギーを叩いたものの、池田もダブルボギーでリードを守ると、世界ランキング14位の実力通り、圧倒的な飛距離とアイアンショットの切れ、巧みなショートゲームで後続を突き放す。6番バーディ。7番でボギーを喫した後は連続バーディで後続を突き放す。後半は1つスコアを落とし、この日5バーディ・4ボギーと1つスコアを伸ばした松山は
、通算5アンダーパーでプロとして初出場初優勝を果たした。3打差の2位タイには李京勲と池田勇太が入り、さらに1打差の通算1アンダーパーでH・W・リューが4位。通算イーブンパーの5位に片山晋呉。連覇を狙った小平智は、7番ホールのティーショットがOBとなるダブルボギーが響き、通算2オーバーパーで6位に終わった。
なお、通算6オーバーパーで全体の14位タイとなった比嘉一貴が、今野大喜、ドリームステージから勝ち上がった中島啓太に6打差をつけて初のローアマチュアを獲得した。
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