2016年度(第26回)日本シニアオープンゴルフ選手権は18日、千葉県印西市の習志野カントリークラブ キング・クイーンコースで最終ラウンドを行った。断続的な小雨の中、通算7アンダーパーの首位タイに並び最終組でスタートしたプラヤド・マークセンと鈴木亨は、前半からお互い一歩も譲らず、大接戦となった。
マークセンが1番から連続バーディで先手を奪うと、鈴木も2番、6番でバーディと一歩も引かない。両者は前半ともに4バーディを奪い、優勝争いはシニアルーキーの2人の一騎打ちとなった。後半、鈴木が11番のバーディでリードを奪うものの、その後3ボギーで失速。マークセンは、スコアを落とす鈴木を見ながら、堅実なプレーで17番を終えて2打のリードを奪い、最終18番ではバンカーからのチップイン・バーディで有終の美を飾る完璧なプレーを見せた。マークセンは、この日5バーディ・ノーボギーの67でホールアウトし、通算12アンダーパーで日本シニアオープン初出場初優勝を果たした。
鈴木は通算9アンダーパーで2位。3位には通算1アンダーパーで盧建順が入賞した。
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