「2020年度(第30回)日本シニアオープンゴルフ選手権」は20日、兵庫県川西市の鳴尾ゴルフ倶楽部で最終ラウンドを行った。通算4アンダーパーで2位グループに2打差をつけて単独首位からスタートした寺西明は、4番ホールでボギーが先行、7番バーディ、8番ボギーと前半で1つスコアを落とす。寺西のスコアが伸び悩む中で、首位に迫ったのは、3打差4位タイにつけていた鈴木亨。これまで2度の2位とあと一歩で戴冠を逃してきた鈴木が、前半で1つスコアを伸ばすと、手嶋多一と塚田好宣も33と寺西を追い詰める。しかし、鈴木が11番(パー4)でまさかの8打で優勝争いから脱落すると、手嶋も10番でダブルボギー。塚田も終盤連続ボギーで寺西との差を詰められない。一方の寺西は、13番からの連続バーディで後続を突き放すと、その後は隙がないプレー。この日4バーディ・3ボギーの69でホールアウトし、通算5アンダーパーで本選手権初優勝を完全優勝で飾った。5打差の2位には岡茂洋雄、さらに1打差の通算1オーバーパーで川岸良兼が3位に入賞した。
なお、ローアマチュアは、通算12オーバーパーで全体の28位タイとなった木田正彦が2017年大会以来2度目の獲得となった。
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