2023年度(第33回)日本シニアオープンゴルフ選手権(賞金総額8000万円 優勝賞金1600万円)は14日、石川県の能登カントリークラブ 日本海・はまなすコース(6,993ヤード・パー72)で第1ラウンドがスタートし、午前組がホールアウトした時点では、宮本勝昌が6アンダーパー66で回り、首位に立っている。
2打差の2位には増田伸洋がつけている。今年シニアルーキーの増田は「めちゃくちゃ楽しい」とシニアツアーを楽しんでいる。「レギュラーツアーに新人で出たころを思い出し」ビクビクしながら挨拶回りをすることを想像していたが、「お前も来たか」と温かく先輩方に迎えられた。この日は「アイアンショット
も良かったし、いいバーディパットも入った。嫌らしい距離のパーパットも入ってくれた」と5バーディ・1ボギーの4アンダーパー68で回った。レギュラーツアーに出場していたころのトレーニングはウェートばかりやっていたが、シニアデビューに向けて「細かい筋肉をつけたり」という方向に転換して準備を進めてきた。その成果はシニア参戦2試合目のノジマチャンピオンカップで2位タイという結果で表れた。そして、今週はシニアツアー初勝利に向けて、好スタートを切った。
大会連覇と、勝てば大会最多タイの5勝となるディフェンディングチャンピオンのプラヤド・マークセン(タイ)と、日本オープン2勝、日本プロ2勝、日本シリーズ2勝、日本ゴルフツアー選手権1勝と「日本」タイトルを総ナメにし、次なる「日本」タイトルを狙っている片山晋呉は、共に3アンダーパーで第1ラウンドのプレーを終えている。
引き続き11時20分から午後組がスタートしている。
|