2023年度(第33回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
NHKで全国生中継予定
【JGA公式SNS】
Twitter Facebook YouTube Instagram
Championship Reports
競技報告
【初優勝を目指した宮本と片山は6位タイに終わる】
第4日 競技報告:JGA    写真:Y.Watanabe
宮本勝昌と片山晋呉。日本シニアオープンゴルフ選手権初優勝を狙った2人は、通算7アンダーパーで3打差6位タイに終わった。
通算9アンダーパーで首位タイで最終ラウンドをスタートした宮本。しかし、前日の18番ホールでの3パットは、最終ラウンドに少しの不安を感じさせた。その予感が的中したのか、バーディスタートで一気に差を広げていきたかった2番ホールで短い距離のパーパットをミスしてボギー。続く3番ホールもボギーを喫し、流れを掴むことが出来ないまま、徐々にショットも左へのミスが多くなっていく。溌剌としたプレーと笑顔が魅力の宮本だが、今日は苦悶の表情が目立っていた。終わってみれば、2バーディ・4ボギーの7
4。「これだけミスがいっぱい続くと、優勝は……」絞り出すようにこの日を振り返る。「藤田さんは、自分がリズムを崩す中で、ナイスプレーをしていました。さすがです」と兄弟子に賞賛を送った。「来年は、また別です。来週頑張ります」悔しさを胸にそう言い残して、コースを去っていった。

一方の片山は、「予定通り。最高の順位からの最終ラウンド。優勝しか見ない」と3つ目のナショナルオープンを見据えて最終ラウンドをスタートしていったが、出だし1番(パー5)でボギーを叩き、出鼻をくじかれてしまう。それでも、5、9番でバーディを奪取すると、14番(パー5)でも計算通りのバーディ。優勝争いの一角に食い込んでいたものの、17番(パー3)でティーショットをグリーン奥に外してアプローチを寄せきれずボギーを喫し、万事休した。「最後の最後で、やはり体が動かなかった。手負いじゃ無理です。そんなに甘くないです」と、腰痛を抱えながらの奮闘も虚しく、日本シニアオープンタイトルにはあと一歩届かなかった。優勝をイメージして詰将棋のようにプレーを進めていく印象の片山。唯一で最大の誤算は、直前に襲ってきた腰痛だろう。その中でもプランを練り直し、本大会を盛り上げるプレーを見せてくれたのは、さすがの一言だ。来年の千葉カントリークラブ・川間コースでは、万全の片山のプレーを見せてくれることを願っている。

その他の記事はこちら
戻る