連覇による大会最多タイとなる5勝目を狙っていたプラヤド・マークセン。第3ラウンドの後半、暑さから突然ショートパットのミスが出て、17番(パー3)のティーショットではシャンクとよもやの乱調で首位と4打差の5位タイで最終ラウンドをスタートした。前半は昨日の不調が残っていたのか1バーディ・1ボギーで上位グループに水を開けられる流れだったが、後半になって13番から3連続バーディを奪って通算8アンダーパーに急浮上した。さらに最終18番(パー5)でバーディフィニッシュを決めて通算9アンダーパーでホールアウト。チャンスは残されたのだが、結局、最終ホールでバーディを奪った藤田に優勝を持っていかれる結果になった
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「今大会は、暑さが一番の大敵だった。その中で、できることはやったので、結果は素直に受け止めます」
今大会も盛り上げた本命のマークセンは静かに、1打足りずの2位タイという結果を受け入れていた。
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