JGA 日本ゴルフ協会【2014年度(第79回)日本オープンゴルフ選手権競技】オープンへの道のり

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日本オープンは、一般財団法人上月財団
の助成を受けています。

日本オープンゴルフ選手権競技はプロ・アマ問わず、すべての男子ゴルファーに門戸が開かれているオープン競技です。

本競技に出場するためには、厳しいハードルをいくつもクリアしなくてはなりませんが、チャンスは誰にも平等にあります。
アマチュアゴルファーが本大会に出場するためには、大きく分けて3つのルートがあります。
あなたもいずれかのルートで、日本最高峰のゴルフ競技大会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

2014年度（第79回）日本オープンゴルフ選手権競技
参加資格一覧

	2014 日本アマチュアゴルフ選手権競技　クォリファイングラウンドメダリストおよびマッチプレーベスト4
	2014 日本学生ゴルフ選手権競技　優勝者
	2014 日本ジュニアゴルフ選手権競技　男子15-17歳の部　優勝者
	2013 日本オープンゴルフ選手権競技　ローアマチュア
	2013 日本シニアオープンゴルフ選手権競技　優勝者
	2013 日本ミッドアマチュアゴルフ選手権競技　優勝者
	2014 アイゼンハワートロフィー世界アマチュアゴルフチーム選手権　日本代表選手
	2013 ノムラカップアジア太平洋アマチュアゴルフチーム選手権　日本代表選手
	2014 アジア競技大会　日本代表選手
	日本オープンゴルフ選手権競技　過去10年間（2004年～2013年）の優勝者
	2013 日本オープンゴルフ選手権競技　上位15位
	2013 ジャパンゴルフツアー賞金ランキング（海外メジャー含む）　上位20位
	2014年8月4日時点でのジャパンゴルフツアー　賞金ランキング(海外メジャー含む)上位30位
	最近5年（2010年～2014年）の日本プロゴルフ選手権　優勝者
	最近5年（2010年～2014年）の日本ゴルフツアー選手権　優勝者
	前年度本競技の翌週から当年本競技前週までのジャパンゴルフツアートーナメント　優勝者
	2014 日本オープンゴルフ選手権最終予選競技　通過者
	2014 各地区連盟　北海道オープン、中部オープン、関西オープン、中四国オープン、九州オープン　各選手権競技に割当てられた数の成績上位者
	2014 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップダイヤモンドカップゴルフ　上位5名
	2014 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップダイヤモンドカップゴルフ　ローアマチュア
	JGA特別承認者
※	資格～、～、で出場するプレーヤーはアマチュアである場合のみ参加できる。

プロがひしめく予選競技は本大会への最短路

アマチュアが日本オープンへの出場を考えたとき、最短ルートとなるのがこの日本オープン予選競技ルートです。

本大会に出場するためには、一次予選・最終予選と、２つの予選競技をクリアする必要があります。3会場で行われる一次予選（今年は関東3会場）は、18ホールストロークプレー。そして最終予選（関東1会場）は、2日間36ホールプレーで行われます。

一次予選には「JGA/USGAハンディキャップインデックス6.4までのアマチュア」なら誰でも出場することができます。また、前年度の日本学生の6位～10位、日本ジュニア（男子15～17歳の部）の2位～10位、JGTO（日本ゴルフツアー機構）のセカンド/サード/ファイナル各クォリファイングトーナメントの出場有資格者なども参加できます。

最終予選には、一次予選通過者以外にも、当年度の日本アマチュアのクォリファイングラウンド通過者、各地区のアマチュア選手権優勝者、前年度の日本学生上位5位、パブリックアマチュア選手権優勝者などが参加できます。さらに、本大会への参加資格のないツアーシード選手、前年の本大会第3ラウンド進出者など、プロゴルファーも多数出場します。

昨年の一次予選には167名が参加、そのうち107名を含む117名が最終予選に進み、7名が本大会への出場資格を得ました。競争率が高く難関ですが、一次予選からわずか3ラウンドで晴れの舞台に出場できるチャンスでもあります。

地区オープンからのルートは大きな出場枠が魅力

このルートは、各地区連盟主催の北海道オープン、中部オープン、関西オープン、中四国オープン、九州オープンの5つのオープン競技を日本オープンの予選と位置づけ、それぞれの上位者に日本オープン出場資格を与えるというものです。

各地区オープンの参加資格などの競技規定は、それぞれ少しずつ違います。ここでは、ジャパンゴルフツアーの競技でもある関西オープンを例に紹介しましょう。

ツアー競技は通常、ツアーメンバーであるシード選手と前年度クォリファイングトーナメントの上位者が出場する競技で、アマチュアの出場枠はごくわずかな主催者推薦枠に限られます。しかしながら、地区オープンとして地域ゴルフの振興を目的のひとつとして持つ関西オープンは、これらの他のツアー競技とは異なった出場カテゴリーを有します。

プロとアマを分けた18ホールの一次予選会を3、4月に4会場で、最終予選を5月に開催しますが、この予選会の上位者24名のアマチュアが関西オープン本選競技の参加資格を得ます。本選競技ではツアーの常連の選手と同じ舞台で4日間72ホールを戦い、上位に入った選手が日本オープンへの参加資格を得るのです。

昨年の関西オープン本選はアマチュア24名、プロ120名の合計144名が出場し、うち20名が日本オープンの出場権を獲得しました。各地区オープンの合計では44名の選手が地区オープンからのルートで日本オープン出場を果たしています。

ツアーシード選手など、トッププロも含めた多くのプロゴルファーも挑戦する難関ルートですが、出場枠は多く挑戦の価値はありそうです。

アマチュア最高峰の大会から、さらに大きな夢へ

日本アマチュアは、アマチュアゴルファー最高峰の競技。ここで上位に進出することによって、日本オープンへの出場権も得られます。

日本アマチュアには、北海道、東北、関東、中部、関西、中国、四国、九州の各ゴルフ連盟が主催する地区連盟アマチュアゴルフ選手権（地区アマ）を勝ち抜いた選手が出場できます。各地区アマの参加資格はそれぞれ異なりますが、いずれも予選から本選までの厳しい道のりです。また、日本アマチュアには地区アマチュアで上位の成績をおさめた選手以外にも、前年の日本アマチュアベスト8、日本オープンローアマチュア、日本シニア優勝者なども出場できます。

日本アマチュアは、２日間(36ホール・ストロークプレー)のクォリファイングラウンドの後、上位32位がマッチプレーに進出し、勝ち抜き方法で優勝者を決めるシステム。優勝するためには5日間で8ラウンドのプレーをしなくてはならない過酷な大会です。この日本アマチュアで、クォリファイングラウンドメダリスト、およびマッチプレーベスト8に名を連ねれば、日本オープンに出場できるのです。

プロは参加できないアマチュアだけの熾烈な闘い。日本最高のアマチュアゴルファーの誇りを胸に、歴史と伝統の日本オープンに挑戦するのも悪くはありません。

2014年度（第79回）日本オープン予選競技

2014日本オープン最終予選

●参加者：131名（アマ19名・プロ112名）
●期日：8月12日（火）・13日（水）
●開催コース：大利根カントリークラブ・東コース

合計16名が本選へ出場

ランク	スコア	氏名　★一次予選からの通過者
1	133	＠堀川未来夢
2	135	梅山知宏
3	136	河野晃一郎
4	137	李泰熙
5	138	田村尚之　市原弘大
7	139	塩見好輝　＠篠優希　川根隆史＠幡地隆寛　中村俊
12	140	谷山優太　河野祐輝　鍋谷太一白水将司　岡部大将

2014日本オープン一次予選

合計96名が最終予選進出

■Aブロック

●参加者：86名（アマ17名・プロ69名）
●期日：7月15日（火）
●開催コース：浜野ゴルフクラブ

ランク	スコア	氏名
1	65	小山内護
2	67	鍋谷太一
3	68	額賀辰徳
4	69	末永一聖
5	70	柳澤伸祐　小西貴紀　梅山知宏大槻友春
9	71	小田新　市原弘大　塩見好輝伊藤誠道　平本穏
14	72	篠崎紀夫　姜秀一　岩男健一小袋秀人　岩井亮磨　神山隆志
20	73	佐藤信人　李大俊　山中飛翔谷昭範　川根隆史　高橋竜彦船越紀之　佐藤圭介　澤田健一徳元中　河野晃一郎　市川雄三
32	74	阿久津由生　藤卓也

■Cブロック

●参加者：59名（アマ4名・プロ55名）
●期日：7月31日（木）
●開催コース：大洗ゴルフ倶楽部

ランク	スコア	氏名
1	72	深堀昌之　小野田享也　植竹利明
4	73	野田早人　井上項音士　下向裕也髙瀬篤史　小池秀夫　山本剛志
10	74	中里鉄也
11	75	芦川正敏　鈴木寛　＠宮川勝大岡部大将　染谷朋幸　中村俊清田太一郎　＠金田直之　柳澤誠司岡野良祐　矢島信一
22	76	伊澤秀憲　近藤孝宣　浅田史樹

■Bブロック

●参加者：101名（アマ19名・プロ82名）
●期日：7月23日（水）
●開催コース：相模原ゴルフクラブ・西コース

ランク	スコア	氏名
1	67	鈴木一徳
2	68	＠大西魁斗　猪俣修　中島徹
5	69	田村尚之
6	70	勝又崇之　荒井健人　金子敬一大塚智之　阿部真太郎　奥山ゆうし
12	71	梶原英明　大和田桂介　小川厚齋藤光博　佐藤朋行　小林伸太郎菊池純
19	72	佐藤えいち　大野和良　谷山優太一反田拓三　森杉大地　貴田和宏＠鹿島康裕
26	73	眞田雅彦　白水将司　小林一久落合祐　簑口武司　檜山英一郎佐野健太郎　髙松瑠偉　佐藤圭悟山形陵馬　里祐太郎　長澤稔石田鈴千代　飯田耕正

＠はアマチュア

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