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【メディア・デーを開催】 |
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大会前
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競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi |
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本年度(第20回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技の開催を2ヶ月後に控えた8月2日(月)、会場の鳴尾ゴルフ倶楽部に本選手権を3度制している中嶋常幸を招き、メディア・デーを開催した。
初めて鳴尾ゴルフ倶楽部をプレーした中嶋は、「素晴らしいコース。国内で色々なゴルフ場でプレーをさせていただいているが、鳴尾ゴルフ倶楽部が一番好き」と、日本ゴルフ界の歴史の草創期に誕生した鳴尾ゴルフ倶楽部を絶賛した。「特に、ティインググランドからティショットを打つときには、狭く感じて狙いどころも限られてくるが、グリーン上からティインググランドを振り返ったときに目の前に広がる雄大さ。見返り美人だよ」と中嶋らしく鳴尾ゴ
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ルフ倶楽部を表現した。「印象に残るのは、10番、13番、2番…」と数え切れないほど、ホールを上げ、「苦手なのは8番と9番かな。その2ホール以外は、好印象だった」と、興奮気味に鳴尾ゴルフ倶楽部でのプレーを振り返る。
昨年は、背筋痛に苦しみながらも第3ラウンドには7連続バーディを奪うなど、最後まで渡辺司プロを追い詰めた中嶋。今年は、交通事故にあい膝を故障する不運のスタートとなったが、「今は、順調に回復している。背中の痛みも出ていないし、万全の体調で試合に臨む」と大会4度目の優勝に強い気持ちをみせた。今日のラウンドでは5バーディ・1ボギーでプレーした中嶋は、「4日間で8アンダーパーから12アンダーパー。ここまでスコアを伸ばした選手が優勝しそう」と、優勝スコアを予想。「歴代優勝者はみんなしつこいプレーヤーばかり。ナショナルオープンで勝利を収めることが出来るのは、執着心が強い選手ばかり。もちろん、自分もしつこいよ」と不敵に笑う。
今年は、シニアルーキーとして奥田靖己、芹澤信雄、加瀬秀樹らも本選手権の出場資格を得ており、「どんどん若い選手がこのシニアオープンに出てくる。彼らは華もあって技術レベルも高い。彼らの出場で、よりシニアオープンが華やかになる」と、後輩たちの挑戦を心待ちにしている中嶋。「年を重ねると、次第に視力に影響が出てくる。若いときには芝の1本1本が見えて、“あの芝の影響で左に曲がる”というレベルまでグリーンを読んできた。それが今では、見えなくなってしまっている」と老いとの戦いを続けながら「徐々に、それを許せる寛大さも身につけている。ナショナルオープンを勝つということは、その選手の誇りになる。自分はその誇りを大切にしたい」と、簡単に彼らルーキーにナショナルオープンを勝たせる気持ちはない。「しつこさと寛大さ。今年はコンディションも万全にして…」と4度目の優勝を誓った。
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