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【2ホール残してサスペンデッドとなった中嶋常幸は1アンダーパー】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi/Kentaro Shiba |
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フロントナインは、ボギーなしで3バーディ。完璧な内容で中嶋常幸は雨の中の戦いをコントロールしていた。後半にターンした10番パー4に落とし穴があった。ティショットを右に。木に当たってラフ。2打目でフェアウェイへの脱出を図るものの、ボールは同じラフにつかまったままだった。ダブルボギー。そして続く11番では第1打がまたもや右に。そして深いラフにすっぽりと潜り込んでしまった。ボギー。
2ホールで3打を失い、パープレーにまで戻る。この後2ホール続けてのパーとし、14番パー5のバーディで再びアンダーパーの世界に。波のあるゴルフとなってしまったが、中嶋の心は穏やかだった。
「僕がJGAの主催する大会が好きなのは、コースと戦えるから。コースとの戦いでは、一喜一憂することはない。もっと深い戦いだと思っている。だから、16番までいって1アンダーパーになっている、というだけ。15番ホールからボールもグリーンも見えなくなってきていたから、日没サスペンデッドは仕方がない。気を抜かず、最後までじっくりと(コースとの)戦いを続けていく。人を意識するのは、最終ラウンドのバックナインに入ってから」
それまで中嶋の頭にあるのは、「僕が知っている限り、日本での最高のコース」と絶賛する鳴尾GCとの戦いだけだ。
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