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【室田淳は好位置をキープ】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi/Kentaro Shiba |
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「今日は、足の裏を痛めてしまって、踏ん張りがきかなかった」というのは室田淳だった。今年は、ヒジ、腰ときて、今度は足の裏。「まあ、50歳を過ぎたら、みんなどこかしら痛いところがあるだろうから、そんなことは言っていられないけどね…」
1番でカラーからパターで5メートル弱を沈めてのバーディと幸先のよいスタートを切ったものの、そのあとは、グリーンをオーバーさせるシーンが目立ち、そこから寄せ切れずにボギーとするパターンが続いた。10番で1.5メートルのバーディパットを決めて、ペースを取り戻したかに見えたが、続く11番(パー4)で、またもや第2打をグリーン奥にこぼしてのボギー。最終18番では短いパー
パットまではずして3オーバーパーのラウンドになってしまった。それでも通算2オーバーパーは、ルアンキット、水巻善典に続いての単独3位。順位だけなら、スタート前と同じポジションをキープできた。
「問題は、明日(第3ラウンド)だね。悪天候になるだろうから、グリーンを外したあとの処理をよほどうまくやらないと、ズルズル後退っていうパターンにはまりかねない。辛抱強く、粘り強くプレーしたいね」
4年連続2位(タイ含む)から悲願の日本シニアオープン初優勝へ。室田は、静かに4年分の雪辱を心に期している。
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