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【シニアルーキー真板潔は5位タイ】 |
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第3日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi |
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今年の日本シニアオープンでは、シニアルーキーがどんな活躍をするのか注目されていた。なにしろ、シニアツアーのここまでの7戦でルーキーが3勝を挙げてきている。その中でも、第3戦(PGAフィランスロピーシニアトーナメント)でルーキーVに一番乗りし、その後の高見和宏(第5戦、ファンケルクラシック)、加瀬秀樹(第7戦、日本プロシニア)へとルーキーVに先鞭をつけたのが真板潔だった。
真板は、レギュラーツアー時代からパッティング巧者として知られている。ボールからちょっと離れ、両腕で脇を締め付けないようにゆとりをもたせる独自の構えから、スムーズなストロークとゆっくりしたヘッドの動きでしっかりコントロール
させる術を持っている。
ベントでも高麗でも、芝生の種類に関係なく、ボールを確実にラインに乗せていくパッティングで、スコアをまとめてきた。第2ラウンドを終えて2オーバーパー。そして、今日はスタートの1番こそボギーにしたものの、その後の4ホールで3バーディを奪って通算イーブンパーにまで戻し、この時点ではルアンキットをかわして単独トップに躍り出た。
ところが、そこから1バーディ・3ボギー・1ダブルボギーとスコアを崩していった。「ショットがブレはじめて、コントロールしきれなくなってしまいました。ちょっと口惜しいラウンドになってしまいましたね」
ルーキーの日本シニアオープン制覇。ルーキー勢ではトップにいる真板には、まだまだ十分なチャンスが残されている。
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