|
|
|
|
|
|
【単独トップに立ったマークセンは「ショット、パットともに絶好調!」】 |
|
|
第1日
|
|
競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi / Y.Watanabe |
|
|
第1ラウンドに飛び出したのは、プラヤド・マークセンだった。8バーディ・1ボギーというほぼ完ぺきな内容で、7アンダーパーの63をマークしての単独トップに立った。
1966年1月、タイのホアヒン生まれの48歳。2年後にはシニア入りを控えるベテランだ。25歳でプロ入りし、アジアンツアーを経て2001年から日本ツアーで戦っている。昨年は母国のナショナルオープンであり、伝統もあるタイランドオープンに47歳にして初優勝を果たした。このベテラン、年齢を感じさせないパワフルでスムーズなスウィングからロングドライブを放つし、アイアンショットの切れ味にも鈍りをまったく感じさせない。
母国に続いて日本のナシ
ョナルオープンでも、衰え知らずのプレーを披露した。8バーディの要因を聞くと、こんな答えが返ってきた。
「例年の日本オープンと比べると、ラフが短い。簡単というわけではないが、難易度は、それほど高くは感じない」。さらに、「それに…」とはさんで言葉が続く。「今日の自分は、ショットが安定していて、ほとんどフェアウェイをはずさなかったから、ラフからのショットが少なかったので、余計やさしく感じられたのかもしれない。とにかく、ショットもパットも絶好調といっていい。おまけに、一緒にラウンドした手嶋選手とは年齢も近い(手嶋は今日が誕生日で46歳)くて、たくさん会話をしながらリラックスしてプレーできたことも大きかった」。
タイ生まれのマークセンにとっての大敵は寒さ。「明日は、午前スタートで寒くなりそうなので、その対策をしっかり立てて、ショットの安定性を高く保ちたいし、また楽しくプレーしたい」。
マークセンは、舌も滑らかだった。
|
|
その他の記事はこちら
|
戻る
|
|
|
|
|