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【トップを守ったマークセンは「昨日も、今日も問題ないネ」】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi / Y.Watanabe |
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「この試合の僕のゴルフは、すべて上手くいっている。だから、今日も、いいショットをたくさん打って、パットを決めてスコアを伸ばしたいし、伸ばせると思う」。
第2ラウンドのスタート前、そう自信たっぷりに語っていたプラヤド・マークセン。午前7時7分10番からのティーオフであった。夜明けに時間を合わせるようにコース入りして、じっくりとウォーミングアップを続けた。宿舎で入念にストレッチして、コース入りでなおウォーミングアップ。気温は14度。タイ生まれのマークセンにとっては「寒いねえ…」というのが実感であろう。
万全の対策で臨んだ第2ラウンド、いきなりエンジン全開であった。ドライバーショットは、昨日
の延長であるかのようにフェアウェイをとらえていく。アイアンショットの切れ味も申し分なし。11、13、16番とバーディを奪って前日からのスコアを通算10アンダーパーと2ケタに乗せた。1番にターンして、やや勢いは鈍ったが、1バーディ・2ボギーで通算9アンダーパーでのホールアウトとなった。
「全体的には、相変わらず好調だし、自分の思うようなゴルフができた。朝早いスタートだったので、グリーン状態がよかった分だけ速く感じたけど、プレーに影響したとは思わない。このまま最終ラウンドまで自分のペースでプレーを続けられれば…」。
最後は、言葉を飲み込んでしまったが、2日間、いい流れでプレーできていることで、この48歳のベテランは、密かに優勝を意識しはじめたようだ。目指すは、昨年のタイランドオープンに続くナショナルオープンのタイトルである。
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