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【安定したプレーが光る小平が首位と5打差の4位タイに順位を上げる】 |
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第2日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi / Y.Watanabe |
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「これも神様のめぐり合わせかも知れない」と小平智は、言った。2日間68を並べての通算4アンダーパー。現在首位とは5打差の4位タイでトーナメントを折り返した。なにが神様のめぐり合わせなのか? それは自分がテーマとしたパッティングのことだ。小平は、同伴競技者の技量をできるだけ見て、学び取りたいと常々思っているという。それが、先週から谷原秀人、藤田寛之、そして今日は池田勇太とのラウンド。学ぶべきものは、パッティングだった。
「みんなアプローチやパッティングの上手な人たちばかり。そのリズムやテンポなど、とても参考になりました。勉強できました」と素直に言った。何故、そんなに貪欲になったのか。「今週
(日本オープン)と来週(米国ツアーテスト)に、自分のゴルフをピークに持って行きたかったからです」そのために、小平は、昨年末80キロあった体重を絞りに絞った。ランニング、食事制限、ウエイトトレーニングで体力をつけ贅肉を取り払うことを心がけたのだ。
「(今シーズンの)前半は、体力づくり。そして中盤からは、スウィング。打ち込みを増やして、今週と来週のために整えてきました」と言った。そんな中で、重要な要素となるショートゲームやパッティングの贅肉落とし。それが幸運にも同伴競技者として「神様が選んでくれた」のが、谷原、藤田、池田のパッティングの名手だった。まさに巡りあわせ。小平は、そのめぐり合わせに感謝しつつ、36ホールを終了し、現在、4位タイという位置に立てた、というのである。
2日間ともに4バーディ・2ボギー。安定したプレーである。小平のトーナメント後半のプレーに、今度は、神様はどんなめぐり合わせを与えてくれるだろうか。
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