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【通算-10で池田勇太が初優勝を果たす】 |
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第4日
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競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe |
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2014年度第79回日本オープンゴルフ選手権は19日、千葉県の千葉カントリークラブ・梅郷コースで最終ラウンドを行った。秋晴れとなったこの日、通算12アンダーパーの単独首位でスタートした池田勇太は、前半を5番ホールの1ボギーで凌ぐと、11番でこの日初バーディを奪う。直後の12番ではグリーン手前からチップインで連続バーディで独走態勢を築くかに思われた。
その池田を追ったのは池田と最終組でプレーする片山晋呉と、7打差6位タイにつけて3組前でプレーする小平智。片山は前半で1つスコアを落としたものの、12、13番で連続バーディ。一方の小平も12番を終えて5つスコアを伸ばして、池田にプレッシャーを与える。池田は15番を終えて、両者に3打差をつけて、このまま逃げ切るかと思われた16番でまさかのダブルボギーを叩き、2位タイグループに1打差に詰め寄られた。
しかし、池田は難関の17、18番をパーで凌ぎ、片山と小平を振り切って、通算10アンダーパーで日本オープン初優勝を果たした。
池田は、2009年のプロ初優勝を飾った日本プロゴルフ選手権に続いてメジャー2冠を達成。優勝スピーチで声を詰まらせながら、日本オープン初優勝の喜びを噛みしめていた。1打差2位タイには小平智と片山晋呉。さらに2打差の4位にP・マークセン、通算6アンダーパーの5位に近藤共弘が入った。ローアマチュアは、通算5オーバーパーで全体の42位タイとなった小浦和也が本選手権史上7人目の2年連続での獲得となった。
本選手権初出場で注目を集めたアダム・スコットは、前半3ボギーを叩くも、その後2度の連続バーディなど盛り返し、この日1つスコアを伸ばして69でホールアウト。通算4オーバーパーの38位タイに終わった。
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