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【小浦は、本選手権史上7人目の2年連続ローアマチュアを獲得】 |
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第4日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi / Y.Watanabe |
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ローアマチュア争いは、接戦になった。岡崎錬を4打リードして最終ラウンドを迎えた小浦和也が、前半で4ボギー。さらに16、17番でもボギーとして、この日パープレーで回った岡崎錬と1打差で、18番ホールを迎えた。
小浦は、「最終ホールで(岡崎と)1打差ということは知っていました。最悪、ボギーでもプレーオフと思って(気持ちを切り替えて迷わず)思い切って打ちました」と言った。18番、小浦の第2打が木に当たり、第3打の残り距離が140ヤード。それがグリーン奥にオーバー。ギャラリースタンドにあたって、ドロップエリアからの第4打。それをうまく寄せてのパーだった。15歳330日で最年少第3ラウンド進出を更
新(これまでの記録は手嶋多一・1984年嵐山・15歳355日)した岡崎のローアマチュアは、叶わなかったけれど、小浦と1打差のアマチュア2位。全体でも45位とタイ大健闘した。
小浦は、これで2年連続の本選手権ローアマチュア獲得だ。過去の記録では、7人目。古くは、赤星六郎(1929、30)、イサム・ムラタ(1958、59)、ケン・ミヤオカ(1960、61)、中部銀次郎(1965、66)、宮里優作(2001、02)、Won Joon Lee(2005、06)に次ぐ記録である。
「(目標が全体で15位以内)いやー、途中からそんなことを考える余裕もありませんでした。ノーバーディの苦しいゴルフでした」と言った。小浦は、今年プロ転向を目指してQTに挑戦。新たなゴルフ人生の門出になるローアマチュア獲得でもある。
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