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【1打及ばずに2位タイに終わった片山晋呉は「勝てないときのパターンになってしまった」】 |
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第4日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi / Y.Watanabe |
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池田勇太との最終ラウンド最終組での対決。終盤になっての池田の乱調に片山は1打差まで迫ったが、あと1ストロークが遠かった。2位タイの結果に片山は淡々としていた。「今日は、何にもない1日だった。モチベーションが高まることもなかったし、クラッチパットと呼べる1発もなかった。“勝てないときのゴルフになってしまったなぁ…”と思いながらプレーしている後半の自分がいた」。
片山にとって、唯一の満足感を覚えられたのは「最終ラウンドに最終組でラウンドできたこと」だったという。
「もっと前半で接近する展開にしたかったけど、おとなしいゴルフになって、お互いに自分のペースのプレーを続けるだけだった。勇太にして
も突き放しにかかる展開にもっていきたかっただろうけど、足踏みしていたしね。なんか、和気あいあい、っていうか、闘争心に火がつかないまま終わってしまったみたいで、ギャラリーの皆さんに対しても、申し訳ないような内容になってしまった。最終ホールも僕がバーディをとれるようなゴルフをしていれば、一気に緊迫するシーンが生まれたと思うけど、4オンじゃあ、盛り上がらないでしょ。なんか責任を感じる最終ラウンドにしてしまいました」。
3度目の優勝は、向こうから近づいてきたのに、つかめなかった。
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