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【アダム・スコットは38位タイの結果に「やっぱり準備不足だった」】 |
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第4日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi / Y.Watanabe |
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9番からの10ホールで5バーディ・1ボギー。アダム・スコットは「後半は、自分らしいゴルフをギャラリーのみなさんに見せられたと思う」と、最終ラウンドのプレーを振り返った。「前半は、3番からの3連続ボギーで、ギャラリーをちょっと落胆させてしまったので、後半こそ、楽しんでいただけるようなゴルフに切り替えたいと思っていた。正直なところ、やっぱり準備不足だった。それが、逆に力みにつながってしまった」。
前半の3連続ボギーから世界ランキング2位、昨年のマスターズチャンピオンの意地も見せて最終ラウンドは69とアンダーパーで終えた。通算4オーバーパーの38位タイ。そのアダムから日本ゴルフ協会への申し入れ
があった。「本選手権の賞金は、全額寄付したい。日本のゴルフ界、特に東北地区のジュニア育成事業に役立ててください」というものであった。最終結果が出たところでスコットが獲得した賞金は115万円で、日本ゴルフ協会に託された。
スコットは、この後月曜日から3日間、夫人と京都旅行を楽しむことになっている。この旅行は夫人がスケジュールを担当したという。
「この試合では、本当に多くのギャラリーの方から応援されて素晴らしい経験をさせてもらいました。できれば、京都にみなさんをお連れしたいくらいです」。
グリーンから次のホールへの両サイドに並んだギャラリーから常に拍手が沸いていた。こうした日本人ギャラリーの“お・も・て・な・し”に感激していた。スコットは高校時代に日本語を習っていたという。今度は古都のもてなしを堪能してもらおう。
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