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【日本プロシニア優勝の室田淳が貫録のプレーで8位タイに】 |
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第1日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Y.Watanabe |
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先週(10月8〜11日)、日本プロシニアゴルフ選手権に優勝したばかりの室田淳は、鉄人、あるいはキング・オブ・シニアと呼ばれている。この7月に還暦を迎えた室田だが、いまだにレギュラーツアーとシニアツアーの両方に出場している。今季もレギュラーツアーに11試合出場し、予選落ちはわずか4回だ。シニアツアーでは、7試合出場で3勝。賞金ランキングも現在2位。平均ストロークが、68.65。この数字だけでも鉄人と呼ばれる所以が理解できるだろう。
先週の優勝の疲れもなく、この日4バーディ・1ボギーの3アンダーパーで、現在首位と3打差の8位タイ。10番からスタートして、前半を1アンダーパー。後半で2アンダー
パー。「(最後のホールのバーディは)ほんと、いいところについてくれました。今日は、ラフに入っても、グリーンを外しても、良かった」と満足気だ。それは、ゲームマネージメントとリカバリーショットの上手さを表している。パッティングの調子が、先週からいいという。「いつもは短いのを1個か2個外すんだけれど、2mぐらいのパットが良く入った。今日は午前中のスタートだったので、いいスコアを出さないと。明日は午後だしね」と余裕すら感じる。コースセッティングについても「いいんじゃないの。ラフに入ってもグリーンを狙うことができるし、前はちょっと入ったら打てなかった。あと10センチ伸びたら打てない。300ヤードのフェアウェイに20ヤード(の幅)では難しいからね」と、還暦シニアプロでも、十分に優勝争いができると言っているようだった。
「そうだよねぇ。最後の日本オープンだし(笑)」と、自分に何かを言い聞かせるように言うときは、室田は好調だという証でもある。
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