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【2位スタートの永野竜太郎はスコアを伸ばすも5位に後退】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe |
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12番ホールまではイーブンパー。永野竜太郎は、“そのとき”がくるのを待ち望んでいた。「我慢をしていれば、きっといいことがある。そう思って、じっと辛抱していたんです」。報われるときがきた。13番(パー4)だった。ピンまで138ヤードの第2打。ピッチングウェッジで放ったショットはピン横1メートルにギュギュッと止まった。これを沈めてこの日1アンダーパー、通算6アンダーパーにスコアを伸ばした。それだけにとどまらなかった。続く14番(パー5)では第2打でグリーンサイドのバンカーに。そこから2メートルに寄せて連続バーディとした。さらに続く。15番(パー4)では、第2打の9番アイアンで、また1メートルにつけ
た。3連続バーディであった。17番(パー3)をボギーにしたものの、前日の貯金をさらに増やしての通算7アンダーパーとした。
「苦しい中でスコアを伸ばすことができて、うれしい。ショットが(グリーンに)乗らない、(ピンに)つかないという状態が続いて本当に苦しかった。よく我慢できました。自分をほめてやりたい気分です」
ホールアウト後の永野のコメントである。その話は、こう続いた。「2日間、いい流れできているので、自分で断ち切らないように攻めの気持ちでプレーしていきたい。ミスしても、自分を責めることなく、次のショットで、それもうまくいかなければ、パッティングでしっかりカバーしていってチャンスがきたら決める。そういうゴルフで戦いたいですね」
ラウンドでのチャンスばかりでなく、この大会そのもので永野は絶好のチャンスを迎えている。
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