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【「昨日も苦しかったけど、今日は、もっと苦しかった」と5位タイの永野竜太郎】 |
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第3日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe |
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イーブンパーの72で通算7アンダーパーと前日までのスコアを守ってホールアウトした永野竜太郎は、開口一番、こんな言葉を吐き出した。「いやぁ、苦しい1日でした。昨日も苦しかったけど、今日はもっと苦しかった」
グリーンを狙うショットに精度を欠いた。それが永野を苦しませることになっていた。
「グリーンに乗せられないし、ピンにもつかない。バーディチャンスがほとんどなくて、アプローチとパットでなんとかパーセーブというゴルフでした。特に、厳しいパットが何回かうまく入ってくれて、オーバーパーにならずにすみました。我慢し続けた後にご褒美の3連続バーディが来た昨日のようなわけにはいきませんでした」
グリ
ーンを狙うショットの精度を欠いては、得意のロングショットが生きてこないし、結果にもつながらない。永野は、インタビューを切り上げてドライビングレンジへと足を向けた。「もうちょっとショットが(ピンに)つくようになればチャンスも増えるでしょうし、バーディ奪取の確率も高くなると思います。最終ラウンドにそうなるように、今から調整してきます」
シーズン開幕前に立てた目標である「日本シリーズ出場」をクリアするためにも、1打も気を抜けない。ショット精度の向上は、そのままモチベーションアップにつながる。永野の目標達成への道は、まだ半ばである。
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