岩井明愛の第2ラウンドは3バーディ・1ボギーの70。通算7アンダーパーの2位タイで、トップの菊地絵理香との差は3打。3週連続優勝を狙う好位置にいることは間違いない。それでも、ツアーでは昨日まで7ラウンド連続でトップの座を占拠してきた岩井には、こちらの勝手な言い分だが、どこか「物足りなさ」を感じてしまう。「可もなく、不可もなく」といった印象だ。
本人も同じように感じているのか、この日を振り返って「もうちょっと伸ばしたかったんですけど……。それなりに、(バーディ)チャンスにもつけられたんですけど、決めきれないパットがいくつかありました」と、悔しさをにじませる一方、「プレーの内容は全然悪くなか
ったと思います」と前向きの言葉も口にする。
明日は、良くも悪くもスコアが大きく動くといわれる「ムービングデー」だ。それを前に、「この位置にいられるということは、まぁ、いいことだと思います」と語る岩井。彼女のムービングの方向は、果たしてどっち?
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