2023年度(第56回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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2023年公式戦初戦を制した
吉田優利が
昨年大会の雪辱を狙う

 紫カントリークラブ・すみれコースで開催された昨年大会。地元千葉県で初のナショナルオープンタイトル獲得を目指して奮闘した吉田優利は、優勝争いの一角に食い込んだものの3位タイと惜敗を喫した。
 その吉田は今シーズン、「ヤマハレディースオープン葛城」で4位に食い込むと、2023年国内公式戦初戦となる「ワールドレディスサロンパスカップ」を厳しいセッティングに苦しみながら通算1オーバーパーで制し、弾ける笑顔を見せた。その後もパーセーブ率2位と安定したショットとパッティングが光り、8月27日時点で5試合でベスト10入りと好調を維持してメルセデスランキングも5位につけ、今大会に臨む。
 アマチュア時代の2018年に日本女子アマチュアゴルフ選手権と日本ジュニアゴルフ選手権を制している吉田。昨年大会のリベンジを果たして本タイトル獲得で日本タイトル3冠達成なるか。

申ジエの日本女子プロゴルフ界初の
生涯グランドスラム達成なるか

申ジエ
 昨年大会、最終ラウンドを単独トップで1打差の吉田とともに最終組でプレーした申ジエ。自身初の日本女子オープンタイトルに近づいたが、勝みなみに逆転を許し、惜しくも本選手権初優勝を逃した。
 新世代の台頭が目立つ日本女子プロゴルフ界の中にあってはベテランをともいえる申だが、相変わらずの強さを見せつけている。2023年シーズン開幕戦を制すると、その後は3度の予選落ち以外は全てトップ10入り。「アース・モンダミンカップ」でシーズン2勝目を飾り、メルセデスランキングで1位を独走している。「ワールドレディスサロンパスカップ」、「JLPGAツアー選手権」、「日本女子プロゴルフ選手権」を制している申の生涯グランドスラムに残るは日本女子オープンのタイトルのみ。
 芦原ゴルフクラブで日本女子プロゴルフ界初の偉業達成なるか。
開催コース
芦原ゴルフクラブ 海コース
芦原ゴルフクラブ 海コース
(福井県あわら市)
2023年度(第56回)日本女子オープンゴルフ選手権の舞台となる芦原ゴルフクラブ・海コースは、1961年に丸毛信勝氏の設計で開場しました。
越前海岸国定公園内の松林に囲まれた日本海に面したシーサイドコースで、海風と効果的に配されたバンカーがフラットな地形に戦略性を持たせています。日本女子オープンの開催は1983年大会(優勝:涂阿玉)以来2度目となります。
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新世代の台頭が
ナショナルオープンを盛り上げる

 山下、岩井姉妹、菅沼ら新時代の選手たちが日本女子プロゴルフツアーを席巻している。

 プロ2年目の2022年シーズン。33試合に出場し年間トップ10入り21回、年間5勝を挙げてメルセデスランキング1位を獲得した山下美夢有。今季もツアー6戦目でシーズン初勝利を飾ると、5月には2週連続優勝を達成。8月27日時点で4勝を収めて2年連続メルセデスランキング1位に向けて順調なプレーを見せている。

 その山下を追いかけるのは、岩井明愛、千怜の双子の姉妹。ともに2021年プロテストに合格すると、その年の9月に千怜が一足先に下部ツアーでプロ初優勝。翌22年には「NEC軽井沢72」でレギュラーツアー初優勝を飾ると翌週の「CATレディス」も制し、史上3人目のツアー初優勝から2週連続優勝の快挙を達成している。
 姉の明愛も22年に下部ツアーでプロ初勝利を収めると、今シーズン7戦目でプロ初優勝を飾り、国内女子ツアー初の双子優勝を成し遂げた。
 山下と岩井姉妹の三つ巴の争いは、「RKB×三井松島レディス」でプレーオフの形で実現。その戦いは、千怜が制すると、「宮里藍サントリーレディス」で4勝目を飾っている。

山下美夢有/岩井 千怜/岩井明愛
菅沼菜々  今シーズンの女子ツアーを彩る選手の一人として挙げたいのは菅沼菜々。
 埼玉栄高校在学中の2017年に日本ジュニアゴルフ選手権を制して注目を集めた菅沼。翌年プロ転向し2020-2021年シーズンに初シードを獲得と順風満帆なゴルフ人生を送っているかと思われたが、その影には広場恐怖症との戦いがあった。高校2年時から苦しんできた自らの病を公表し、ツアーでは車で移動できる大会のみ出場という中で、今シーズンプロ初優勝を飾っている。
 2022年シーズンには最終ラウンドの平均ストローク1位と勝負強さも兼ね備える菅沼が、ナショナルオープン初優勝を飾るか。

2度目の日本女子オープンの舞台となる芦原ゴルフクラブ

 1983年大会以来2度目の日本女子オープンゴルフ選手権の舞台となる芦原ゴルフクラブ・海コース。日本海に面したシーサイドコースは、松林でセパレートされ、気まぐれな海風と効果的に配されたバンカーがスコアメイクを難しくさせる。新時代の選手たちが持つパワーや勢いにも視線が集まるが、怪我や同年代の選手がツアーの第一線から退く中、雲外蒼天を遂げた穴井詩、青木瀬令奈、川岸史果らがナショナルオープンでどのようなプレーを見せてくれるのかも注目だ。
穴井詩/青木瀬令奈/川岸史果
 
(掲載選手は、昨年度大会成績などによる有資格者になります)
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