2023年度(第56回)日本女子オープンゴルフ選手権は30日、福井県あわら市の芦原ゴルフクラブ・海コースで第3ラウンドを行った。
ムービングデーと呼ばれるこの日だったが、厳しいホールロケーションに加え、午後になると日本海から気まぐれに吹き抜ける風に上位選手のスコアが伸び悩む。その中で、首位と3打差2位タイにつけ菊地絵理香と最終組でプレーした原英莉花が6バーディ・2ボギーの68でホールアウト。通算11アンダーパーで単独首位に立ち、2020年大会以来の本選手権2勝目に王手をかけた。首位スタートの菊地は、再三のピンチをパッティングで凌ぎ3バーディ・3ボギーのパープレーでこの日のプレーを終え、2
位と順位を落としたものの1打差で明日の最終ラウンドを迎える。
通算7アンダーパーの3位にはこの日3つスコアを伸ばした古江彩佳が11位タイから浮上。5打差の4位グループに森田遥と稲見萌寧がつけている。さらに1打差の通算5アンダーパー6位タイから、国内グランドスラムを狙う申ジエ、昨年大会の雪辱を期す吉田優利、新鋭の櫻井心那、ベテランの上田桃子と青木瀬令奈、川岸史果、ささきしょうこが虎視眈々と逆転を狙う。
また、本年の日本ジュニアゴルフ選手権女子15~17歳の部チャンピオンの中村心が通算4アンダーパーで全体の19位タイにつけ、ローアマチュア争いを大きくリードしている。
明日の最終ラウンドは、第1組が7時25分にスタート。原英莉花と菊地絵理香の最終第30組は11時47分に1番ホールをティーオフの予定だ。
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