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Championship Reports競技報告

写真:Y.Watanabe / Y.Kawatani

39名のアマチュアが出場している本大会。第1ラウンドで輝きを見せたのは、初出場の16歳、新垣くらら。コーチも務める父親をキャディーにナショナルオープンをスタートした新垣は、さすがに緊張したという。それでも出だしから2ホールをパーで凌いで緊張もほどけた12番(パー3)。7番アイアンで2メートルにつけてバーディを先行させて、自分のペースを掴んだ。13番はボギーとしたが、15番でバーディを奪い返すと、各選手が警戒すると口を揃える17番で寄せにいった7メートルのバーディパットが「コロリと」カップに消えた。18番ではセカンドショットがピンを刺し1メートルを決めて連続バーディ。各選手が口揃えて難しいという16番からの3ホールで2つスコアを伸ばし、前半を3アンダーパーで終える。

後半も新垣の快進撃は止まらない。2番でもバーディを奪取し、「自分では18ホールの中で1番難しい」という3番でボギーを叩いても「このホールはスコアを落としても仕方がない。ここからどうやってバーディを獲るかと前向きに考えました」と話す。その新垣の思考には、「父にはプレー中もパッティングのラインや風向きを相談して、ずっと前向きな話ばかりしていた」という父という強い味方のおかげもあったようだ。

その後1バーディ・1ボギーで迎えた最終9番(パー5)も120ヤードをピッチングウェッジで2メートルにつけると、グリーン脇のリーダーズボードで自分の順位を確認し、「自分が一つでもリーダーボードの上にいきたくて。絶対にいれるぞと思って打ちました」と、強い気持ちを見せてバーディフィニッシュ。この日、新垣は7バーディ・3ボギーの68。4アンダーパーで古江彩佳に3打差の2位タイとアマチュアトップの順位となった。

本大会には予選会を突破しての初出場。「日本女子オープンに出場できることが決まってから、ずっと楽しみにしてきました。トータルヤーデージが6,800ヤードを超えると聞いて、難しいセッティングだと思って。この1ヶ月は、ロングアイアンとかライン出しのショットを徹底的に練習してきました」と話す。「まさか、こんな良いスコアが出るとは思っていなくて。パープレーで終えられれば良いなと思っていたのに4アンダーパーというスコアを出せたのは自信になりました」とはにかんだ。

10月1日に誕生日を迎える新垣。16歳最後の試合となるナショナルオープンで、大輪の花を咲かすことができるか。

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