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Championship Reports競技報告

写真:Y.Watanabe / Y.Kawatani

2023年日本ジュニアゴルフ選手権女子12歳~14歳の部チャンピオンの岩永杏奈が5バーディ・2ボギー69をマークし通算5アンダーパーにスコアを伸ばし単独4位で後半のラウンド進出を決めた。

この日良かったのはパッティング。ピンチの場面でもきっちり耐えて着実にスコアを伸ばすことに成功した。69で回ったナイスラウンドにも本人の自己採点は厳しめの70点から80点。「ドライバーショットを曲げたり、チャンスホールで曲げたり3パットもあって、もったいなかったです」と反省を口にしていた。

飛ばすタイプではない岩永にとって、本選手権史上最長のセッティングを攻略するのは容易ではない。それでも本大会へ向けて事前から行ってきた準備がしっかり活きた。

「コースの距離が長いと聞いていましたし、ウッド系に苦手意識があったのでウッドやユーティリティをいつもより多めに練習しました」練習の成果が現れたのは、6番(パー3)。パー3でのティーショットでは珍しい5番ウッドを使用して2メートルにつけてのバーディだった。

現在、大阪桐蔭高校1年生の岩永の目標のプロは高校の先輩でもある山下美夢有。

「技術面もそうですが、部活で練習していた時に練習場に来ていただいたり、今年高校の団体戦で初優勝したのでおめでとうと言ってくださったり、優しくて尊敬しています」

今、岩永は憧れの先輩と女子ゴルファー日本一を決める最高の舞台で戦い、さらに優勝を狙える位置にいる。残り36ホールは忘れられない2日間になるだろう。

「2日間何回かもったいないミスがあったので、そこを修正して明日も伸ばして少しでも良い順位になれるように頑張ります。」と明日の目標を語る。

まだ山下と1対1では話したことはないそうだが、明日のスコア次第では同組でラウンドという事も考えられる。そうなれば会話を交わすこともあるはずだ。最終組で同組、そして憧れの先輩との優勝争いに期待したい。

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