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Championship Reports競技報告

報告:M.Ideshima 写真:Y.Watanabe / Y.Kawatani

「明日まだ1日あるので大丈夫です」とホールアウト後の取材で開口一番、笠りつ子が発した言葉に、明日への思いの強さを感じられた。

首位と2打差の2位タイからスタートした笠。この日は山下美夢有との2サムでの最終組で、本人が思っていたよりは緊張はしなかったと振り返る。

「緊張はすると思っていましたが、プレーし始めてしまえば、そのあとは思っていたよりも大丈夫でした」

ただ、大舞台での最終組。2021年以来、優勝から遠ざかっているだけに、まだ3日目とは言え、緊張感は少なからずあったことは間違いない。そんな自分を鼓舞する意味でも「大丈夫です」と口に出していたのかもしれない。

笠は2011年の名古屋ゴルフ倶楽部で行われた日本女子オープンゴルフ選手権で、優勝争いを演じながらも惜しくも2位でタイトル奪取を逃している。この日も想像していた緊張をほぐす意味で、当時の心境を思い出そうとしたが、記憶が思い起こせなかったと笑う。経験豊富な笠だが、だからこそ優勝争いの重圧も幾度となく経験している。

明日の最終ラウンドは最終組の一つ前の組でのプレーになるが、本人的には「追いかける方が楽」とのこと。自分のゴルフをどれだけ信じ切れるかが、明日の最終ラウンドはより必要になるだろう。

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